#名刺代わりの小説10選
せっかくTwitterで読書アカウントを作ったので、
#名刺代わりの小説10選
というツイートをしてみました。
#名刺代わりの小説10選
— よみまろ@読書 (@yomimaro_84) 2019年12月4日
風が強く吹いている/三浦しをん
月魚/三浦しをん
リーチ先生/原田マハ
楽園のカンヴァス/原田マハ
何者/朝井リョウ
砂漠/伊坂幸太郎
きらきらひかる/江國香織
池袋ウエストゲートパーク/石田衣良
スロウハイツの神様/辻村深月
君の膵臓をたべたい/住野よる
今日はこの10冊のちょこっと感想を書いていこうと思います。
①「風が強く吹いている」三浦しをん
大学時代、何にも打ち込めなかった私に
疑似青春体験させてくれた作品です。
映画、漫画、アニメにもなっている名作。
②「月魚」三浦しをん
小説の中に流れるレトロな雰囲気がたまらなく、
フェチ心をくすぐられる小説でした。
腐女子は絶対読むべき。テストに出ます。
この作品から三浦しをんさんの虜になりました。
③「リーチ先生」原田マハ
先生とかめちゃんの師弟愛、そして友情に死ぬほど泣かされました。
ラストシーンがとにかく好き。
読後、「余韻……!」と天を仰ぎ見た私です。
④「楽園のカンヴァス」原田マハ
高い高いと思っていた美術小説の敷居をぐっと下げてくれた作品。
ミステリーのドキドキもあり、
ヒューマンドラマ的な感動もあり、
おいしいところがたくさんあって、とても贅沢な気分に浸れます。
⑤「何者」朝井リョウ
ホラー就活小説として読みました。(どんなジャンルよ)
「お前だぁぁぁぁぁ!!!」みたいな恐怖感あった。
人生で一番ハッとさせられたかもしれません。
タイトルを思い出そうとするとどうしても先に「君の名は」が出てくる謎。
⑥「砂漠」伊坂幸太郎
出てくるキャラクターがみんな魅力的で、
私も一緒に麻雀したかったなって。
出版社やカバーを変えて何度も出版されている
伊坂幸太郎の隠れた名作です。
私は2冊持ってる。
高校生の頃、私も笑子のような大人になるのかなって思ってた。
(全然ならなかった)
言葉の美しさやオシャレさに酔えるので
何度も読み返したくなります。
私にとっての東京の概念。
私が田舎の高校生だった頃、
東京のすべての街が池袋みたいな感じなのだと思っていました。
(全然違った)
新鮮で、強烈で、圧倒的影響力のあった作品。
アニメ化決定で涙がでました。
人が死ぬ話だけがミステリじゃないんですよ、
ということを教えてくれた作品。
下巻2/3以降の疾走感を私は一生忘れない。
思わず電車で号泣した思い出。
マスクを目の下ギリギリまで上げて泣き続けました。
人が死ぬのにこんなに明るいお話があるんだなって。
もちろん切なくはあるんだけども。
メディアミックスされた作品を観ると恋愛の話に寄っている印象ですが、
私は絶対恋愛の話じゃないと思っています。(この件に関しては過激派)
来年の今頃にはこの10選も変わっているかもしれませんが、
とりあえず今のところはこんな感じです。
この10選ほとんどの本を複数買いしていることに気が付いて(保存用と布教用)
ほんと自分はオタク気質なんだなと実感しました。誇りです。