脱むー通信/ちゃんくみ個人ブログ

日々のあれこれやポッドキャストのこと #脱むー

5/14 脱むー通信

Podcastを更新しました。

 

ミステリ作品ですがいつものごとくネタバレはしてないので、まだ観ていない方も問題なく聞けると思います。半分はホラーの話をしています。

 

みなさん、ホラーはお好きですか?私は幽霊的なものは信じていませんが、ホラー的な演出がどうも苦手でなかなか手が出ません。観たら観たで面白いというのはわかっているのですが……。ホラー小説は読めるのに、なんでだろうなぁ。

 

そうそう。「記憶の夜」のカンハヌルの演技が素晴らしかったので、以前ちゃんまいがおすすめしていた「ミッドナイト・ランナー」を観始めました。またそのうちポッドキャストで感想をおしゃべりします。たぶん。

 

おまけ

もう少しで読み終わりそうな本。

三浦しをん先生好きなんですよー。

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脱むー通信

しばらく放置していたはてなブログを稼働させようと思います。

 

とはいえこんなご時世で、家にいるばかりですので、ポッドキャストのお知らせや裏話的なことを中心にやっていこうかな。

 

今週月曜日はちゃんまいチョイスの『市民ケーン』についておしゃべりしたものをアップしました。

 

 

 

ちゃんまいが概要を説明してくれているので、市民ケーンを観たことない方もぜひ聞いてみてください。

 

ちゃんまいチョイスは渋めというか、真に映画好きって感じがしていいですね。私のチョイスはかなりミーハーめもしくはオタクめです。

 

趣味が違うから幅広い映画が紹介できて素晴らしいね!(自画自賛

 

 ではまた近々更新します。

 

 

おまけ

最近読んだ本です。

本格ミステリにハマっている。

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カフェに行きたい

 

コロナ禍で外出もままならない状況になって初めて、普段行っていた場所がどれだけ自分の精神安定に貢献してくれていたかを思い知った。

 

例えば大きい本屋さん(最近混雑していて行くのを躊躇う)、ゆったりと読書ができるカフェ(今は「飲食店はやっぱり感染しやすいのだろうか…」と不安になる)、おしゃれ文具が置いてある雑貨屋さん(今は「わざわざこんなときに文具買わんでも…」という気持ちになって足が遠のいている)。

 

また新しいスタイルの楽しみを見つければいいんだろうけど、一度手に入っていたものを手放すのってなかなか至難の技なんだよな。

 

とりあえず目下の課題は、家の読書環境及び映画鑑賞環境を整えて、カフェに行かずとも楽しい趣味時間を満喫できるようにすること!(カフェでは積極的にテイクアウトを利用させていただきます。つぶれてほしくはないから!泣)

 

せっかくゆっくりできるチャンスなのだから、たくさん芸術に触れて感性を育てる期間にしていきたい。

 

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#名刺代わりの小説10選

せっかくTwitterで読書アカウントを作ったので、

#名刺代わりの小説10選

というツイートをしてみました。

 

twitter.com


今日はこの10冊のちょこっと感想を書いていこうと思います。

 

①「風が強く吹いている」三浦しをん

大学時代、何にも打ち込めなかった私に

疑似青春体験させてくれた作品です。

映画、漫画、アニメにもなっている名作。

www.shinchosha.co.jp


②「月魚」三浦しをん

小説の中に流れるレトロな雰囲気がたまらなく、

フェチ心をくすぐられる小説でした。

腐女子は絶対読むべき。テストに出ます。

この作品から三浦しをんさんの虜になりました。

 

③「リーチ先生」原田マハ

先生とかめちゃんの師弟愛、そして友情に死ぬほど泣かされました。

ラストシーンがとにかく好き。

読後、「余韻……!」と天を仰ぎ見た私です。

 

④「楽園のカンヴァス」原田マハ

高い高いと思っていた美術小説の敷居をぐっと下げてくれた作品。

ミステリーのドキドキもあり、

ヒューマンドラマ的な感動もあり、

おいしいところがたくさんあって、とても贅沢な気分に浸れます。

www.shinchosha.co.jp

 

⑤「何者」朝井リョウ

ホラー就活小説として読みました。(どんなジャンルよ)

「お前だぁぁぁぁぁ!!!」みたいな恐怖感あった。

人生で一番ハッとさせられたかもしれません。

タイトルを思い出そうとするとどうしても先に「君の名は」が出てくる謎。

 

⑥「砂漠」伊坂幸太郎

出てくるキャラクターがみんな魅力的で、

私も一緒に麻雀したかったなって。

出版社やカバーを変えて何度も出版されている

伊坂幸太郎の隠れた名作です。

私は2冊持ってる。

 

⑦「きらきらひかる江國香織

高校生の頃、私も笑子のような大人になるのかなって思ってた。

(全然ならなかった)

言葉の美しさやオシャレさに酔えるので

何度も読み返したくなります。

 

⑧「池袋ウエストゲートパーク石田衣良

私にとっての東京の概念。

私が田舎の高校生だった頃、

東京のすべての街が池袋みたいな感じなのだと思っていました。

(全然違った)

新鮮で、強烈で、圧倒的影響力のあった作品。

アニメ化決定で涙がでました。

 

⑨「スロウハイツの神様辻村深月

人が死ぬ話だけがミステリじゃないんですよ、

ということを教えてくれた作品。

下巻2/3以降の疾走感を私は一生忘れない。

bookclub.kodansha.co.jp

 

⑩「君の膵臓をたべたい」住野よる

思わず電車で号泣した思い出。

マスクを目の下ギリギリまで上げて泣き続けました。

人が死ぬのにこんなに明るいお話があるんだなって。

もちろん切なくはあるんだけども。

メディアミックスされた作品を観ると恋愛の話に寄っている印象ですが、

私は絶対恋愛の話じゃないと思っています。(この件に関しては過激派)

 

 

来年の今頃にはこの10選も変わっているかもしれませんが、

とりあえず今のところはこんな感じです。

 

この10選ほとんどの本を複数買いしていることに気が付いて(保存用と布教用)

ほんと自分はオタク気質なんだなと実感しました。誇りです。

 

 

読書アカウントと「サイコパスの手帖」

Twitterで読書アカウントつくってみました。

twitter.com

アカウント名は、ゆかりのあるあだ名をもじったものなんですが、
同じ名前のアカウントがすでにいくつかあって、
けっこうかぶるもんなんだな~って思ったんだけど、
そういえば〇〇まろさんって有名な方いますもんね。

 

さて、ここで最近読んだ本で面白かったものの感想を少し。

 サイコパスの手帖』春日武彦,平山夢明

精神科医春日武彦×作家・平山夢明の黄金タッグ復活!
サイコパス解剖学』に続く、あの凶悪事件から映画、
そしてサイコパスまでを徹底放談! 
本書は<サイコだらけの世の中を
涼しい顔で生きぬくためのガイド本>である――

洋泉社HPより) 

 

内容ももちろんですが、

年齢も職業もまったく違うおじさま2人が

お互いのトラウマ映画や時事ネタにやいのやいの言ってる様が

とっても好きでした。(性癖)

 

カニ食べるくらいなら人食べる」とか

「小学生のとき、校長先生の池にピラニアを放した」とか、

対談されてる2人もたいがい変人っぽいのですが、

誰しもがそういったサイコみがあるものなのかなーなんて思います。

もちろん私も含め、ね。

程度の問題なのかもしれない。

 

そして『精神科医と作家にとっての「トラウマ映画」』という章での

映画の中に出てくるサイコパスについての精神科医の意見

っていうのはとても興味深かったです。

なかなか精神科医の方のお話聞く機会ってないので。

(もしあったらいろいろ聞きたいんだけどな~)

 

シャイニングなんてもういろんな意味で怖すぎる。

詳細はぜひ読んでほしい。(丸投げ)

 

観たことのない映画もたくさん出てきたので、

この本に出てきた知識も携えつつ、

いろいろな視点で観てみようかななんて思っています。

 

はぁ~とっても面白かった。

続編を強く希望します。

秋の花粉とIの悲劇

秋の花粉がすごいです。もう、毎日毎日鼻の粘膜が痒い!!
アレルギー薬を飲んでも一瞬で効き目が切れる。まじで儚い。
足りない分を点鼻薬で補っていたら粘膜が弱って鼻血も出てきました。ちくしょう。
最近の私の安全地帯は湯船だけです。


そんなこんなでここ2ヶ月くらい、花粉から逃れるためなるべく土日は外出せず、平日にAmazonで注文しておいた本をひたすら読むという生活をしています。これはこれで楽しいですね。ただ、読んだ本の感想をあまり吐き出せていなかったので、ブログに残しておこうと思い、久しぶりにはてなブログを開いた次第です。


最近読んで面白かった本
「Iの悲劇」米澤穂信

books.bunshun.jp

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。


山あいの小さな集落、簑石。
六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、
Iターン支援プロジェクトが実施されることになった。

業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。

人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香(かんざん・ゆか)。
出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和(まんがんじ・くにかず)。
とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣(にしの・ひでつぐ)。

彼らが向き合うことになったのは、
一癖ある「移住者」たちと、彼らの間で次々と発生する「謎」だった-–。

徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!
そして静かに待ち受ける「衝撃」。

『満願』『王とサーカス』で
史上初の二年連続ミステリランキング三冠を達成した
最注目の著者による、ミステリ悲喜劇

文芸春秋公式HPより)


米澤さんの一風変わった公務員ミステリです。(言い方)


表紙の不穏な雰囲気から、もしかしたらめっためたに人が殺させる系のお話なのかしら?と思ってたんですが、そんなことはなく、けっこう気軽に読める内容でした。


連作短編の形を取っていて、各章ごとに事件は解決するんですが、各章に薄く張られた伏線を最後にいっきに回収するという展開がありました。途中途中、ん?と思っていたことが解決してスッキリしつつも、主人公の置かれた状況から、やりきれない気持ちにもなるという不思議な読後感。米澤マジックです。


小説の中で起こる事件は、まぁ実際には体験したことはないんだけど、すごく身近にありそうで心がザワザワしました。ご近所トラブルの進化版みたいなもんかな。自分が好きでやってることが他人の迷惑になってしまったり。ちょっと仕返ししてやろうと思ったら大事になってしまったり。このお話の中では、そうなっても仕方ない状況ではあったんですが(結末に関わるので濁す)、なかなか考えさせられました。総じてとっても面白かったです。気になった方はぜひ。

 

 


余談ですが、読んでる間じゅう、どうしても観山さんが吉岡里帆ちゃんに変換されてしまって仕方がなかったです。へたに役者さんに当てはめちゃうと、映像化されたときにガッカリしちゃうから辞めようと思いつつも、今回はぜんぜんダメでしたね。きっと時効警察の彩雲刑事が好きすぎるせい。


真面目でしっかりしてるけどアホな彩雲刑事、めちゃくちゃかわいいのでどうか今からでもドラマ観てください。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

では。

 

 

 

ファン心理

最近大好きになった漫画家さんがいるんですけど、その漫画家さんはあまり多作な方じゃなくて、連載も途中でお休みしてしまいがちなんですよね。今Pixivで連載している作品も3ヶ月以上更新が止まってしまっている状況。


でもきっと、思い悩んで描けなくなってしまうような繊細な心の持ち主であるからこそ、こういう優しいお話が描けるんだよな、とも思ったり。(とても優しくじんわりと心に響く作風なのです)

 

ほんの数ページでもいいから、更新して欲しいという気持ちと、無理せずゆっくりじっくり描いて欲しいという気持ちがせめぎ合っています。


なかなか複雑なファン心理ですが、これからも応援しよう!とPixivに感想を投稿してみました。ほんのすこしでも力になれたらいいなぁ。


☆☆☆


そんなこんなで、あいもかわらず毎日趣味のことばっかり考えています。


夏休みも特別なことなかった〜


この夏のセルフ課題図書はこちら。

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(まだ全部読み終わってません)

 

実家の猫は換毛期でほっそりとしていました。

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かわゆい。