脱むー通信/ちゃんくみ個人ブログ

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読書したくて髪を短く切りました。

髪を短く切りました。


ショートボブっていうのかな?
なんか、そんな感じです。

 

もともと胸の下までのロングヘアだったので、かなりバッサリ。

 

いろんなところで「何か心境の変化でも?」と聞かれるのですが、特になく。

あえて言うなら、ドライヤーで髪の毛を乾かしている時間を読書に充てたくて切ったっていうのが一番の理由でしょうか。

 

ええ、そのくらい中毒的に読書をしています、最近。

 

本を買うこと自体も好きなので、積読がとめどないんですが、読んじゃって積読の山が小さくなっていくのもすごく嫌なのです。なので、買って積んで読んで、買って積んで読んでを毎日繰り返しています。

 

とはいえ小難しいような小説を読んでいるわけではなく、3冊に1冊はライト文芸みたいなやつ。心情を美しく描写した文芸作品よりも、案外ライト文芸の方が心揺さぶられて号泣したりして。読書って奥が深いなーと1冊読み終えるたびに思います。

 

今日はそんな私が最近だだハマった小説3冊をサクッとご紹介。

 

 

①月魚(三浦しをん

 

月魚 (角川文庫)

月魚 (角川文庫)

 

 

好きすぎて好きすぎて、読者のレビューをも読み漁るレベル。BL臭のする一般文芸としても話題になったみたいです。

 

BLをほんのり匂わせる、そのさじ加減も絶妙で好きなんですが、何より作品全体から漂うレトロな雰囲気が好き。たぶん現代の話なんだろうけど、古書店やその業界で働く人たちの話なので、大正とか昭和初期とかそのくらいの時代の雰囲気を感じます。

 

 

夜のピクニック恩田陸

 

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

 

10年前くらいにめちゃくちゃ流行ってたのは知っていたんですが、なかなか手に取る機会がなく。本屋さんを徘徊してたらふと目に留まったので買ってみました。

 

私、家族でも友達でも恋人でもない関係ってとっても好きなんです。夜のピクニックではまた新しい関係性を見ることができてすごく楽しかったです。

 

 

スペードの3朝井リョウ

 

スペードの3 (講談社文庫)

スペードの3 (講談社文庫)

 

 

女の嫌な部分やずるい部分、触れられたくない部分がたくさん出てきて、朝井さん…意地が悪い・・・!(いい意味で)と何度も何度も思いました。

 

特に美知代が断罪されるシーンは、読みながら叫びだしたくなる気分に。そう思うってことは、少なからず自分にも重なる部分があったんだろうなって思いたくなかったけど思います。悔しいなぁ…。